Tuloka Heat Sink with Adhesive Sheet for Heat Runaway Protection Cooling Radiator Fin CPU IC Chip Circuit Board LED Amplifier Aluminum 40x40x11 Black

冷却ファンと併用しているので、このサイズでも十分だと思います。

星４つ。最初に断っておくが、これを手にした時の第一印象は、控えめに言っても最悪だった。まるで駄菓子屋の景品のような、ペラペラのビニール袋に無造作に放り込まれた４つの黒い塊。期待など、ひとかけらもしていなかった。むしろ、開封した瞬間に「安物買いの銭失い」という言葉が脳裏をよぎり、軽い後悔の念に包まれたことすら、正直に告白しておこう。その黒い塗装は、均一とは言い難いムラがあり、エッジの部分にはわずかなバリも残っている。指で弾けば、チープな金属音が虚しく響くだけ。ずっしりとした高級感など皆無で、そのあまりの軽さは、これが本当に熱を吸い上げてくれるのかという根源的な疑念を抱かせるには十分すぎた。付属してきた青い導熱接着シートに至っては、冗談としか思えない代物だ。まるで子供の工作用シールのようで、その粘着力も熱伝導率も、まったくもって信用ならない。PCパーツの世界には、Noctuaのような、もはや工芸品と呼ぶべき精度と美しさを誇る冷却パーツが存在する。あの寸分の狂いもなく削り出されたフィン、完璧なアルマイト処理が施された表面。それらを知る者にとって、このTulokaのヒートシンクは、あまりにもお粗末な模倣品にしか見えなかったのだ。ではなぜ、そんなものを買ったのか。理由は単純で、ルーターの心臓部であるチップが、最近どうにも熱暴走気味だったからだ。高価な冷却ファンを取り付けるほどでもないが、このまま放置すれば、いつか通信が途絶えるかもしれない。そんな「ちょっとした悩み」を解決するために、大げさな投資はしたくない。まさに、この安価な４個入りヒートシンクは、そんな私の妥協と消極的な選択の産物だったのだ。文句を言いながらも、私は作業を始めた。例の頼りない青いシートの保護フィルムを剥がし、ルーターのチップに貼り付ける。ところが、だ。このシートが、予想に反して、かなり強力に、そしてピッタリと貼り付いた。一度位置を決めると、もう剥がすのがためらわれるほどの粘着力だ。そして、その上に黒いヒートシンク本体を押し付けるように設置する。すると、どうだろう。あれほど安っぽく見えた黒い塊が、基板の上に乗ると、不思議なほどに精悍な、プロフェッショナルな部品に見えるではないか。チープに感じた黒の塗装が、周囲の電子部品の黒と調和し、まるで元からそこにあったかのように馴染んでいる。銀色のヒートシンクが放つ「後付け感」がまるでない。この、予想外の見た目の良さに、私の心は少しだけ揺さぶられた。そして、運命の電源投入。しばらく稼働させた後、おそるおそるヒートシンクに指で触れてみる。すると、そこには確かな「熱」があった。チップが発していた不快な熱が、この黒い塊に見事に移動し、そのフィンの表面から空気中へと放散されている証拠だ。それは、ぬるま湯のような生温かいものではなく、しっかりと「仕事をしている」と感じさせる、頼もしい熱だった。計測するまでもない。これまで熱で不安定になっていた通信が、嘘のように安定している。高負荷をかけても、以前のようなパフォーマンスの低下は見られない。なんだ、こいつ。やるじゃないか。確かに、Noctuaの精密なヒートシンクを使えば、あと数度は低い温度で安定させられたのかもしれない。だが、価格は何倍もするだろう。そして、このTulokaの製品は、たった数百円で、私の悩みを完璧に解決してしまったのだ。４個入りのため、残りの３つは、熱を持ちがちなSSDのコントローラーや、予備のシングルボードコンピュータにも取り付けることができた。一つの製品で、家中の「ちょっとした熱問題」が、すべて片付いてしまったのである。もちろん、完璧な製品ではない。塗装の仕上げは甘いし、付属のシートの長期的な耐久性も未知数だ。だから星５つではない。だが、この圧倒的なコストパフォーマンスと、予想を裏切る確かな性能は、紛れもない事実だ。見栄えやブランドにこだわらず、ただ目の前にある問題を、最小限の投資で、確実に解決したい。そんな現実的な要求に対して、この黒いヒートシンクは、１２０点の答えを出してくれる。最初は見下していた。侮っていた。しかし今では、私の工具箱の中で、静かに出番を待つこの黒い塊に、ある種の信頼と親しみすら感じている。見かけは悪いが、仕事はきっちりこなす。そんな不器用で実直な仕事人のような、憎らしくも、どこか愛おしい奴だ。

使用しているUSBが真夏の部屋の中だと熱を持ってしまうので購入。３枚を取り付けていますが、以前より廃熱効果はありそう。

外付けSSDの放熱板として使ってみました。劇的に温度が下がっています。付属の両面テープは使用せず、輪ゴムで取り付けています。

車のエンジンルームに使用してます。冷却性能は期待してません。見た目良しで使ってます。ラジエーター上部に付けてますが粘着もしっかりくっ付いてます。

これだけの放熱器がこの価格で入手出来るのはとてもありがたいです。

ちょうどいいサイズ。

熱伝導テープを貼って対象に引っ付けるという感じです。粘着力は問題ないのですが、ヒートシンクの素材のせい？で熱の吸い上げが全然です。思ってるより熱対策にはならず、思ってたより良いものでもなかった。