チケット・トゥ・ライド:オランダ拡張セット (Ticket to Ride: Nederland)

2人でも楽しめる工夫が嬉しいです良い点１：列車を置くのに線路脇に書いてある金額を支払う様になっていますこれによって カード溜め込み作戦よりも先に置くことが有効になりましたなぜなら すでに列車が置いてある複線に 他のプレイヤーが置くと交通料として支払った分のお金が他のプレイヤーから貰えるのです。良い点２：2人だと中立コマが６ターン目から発動。毎回ﾗｳﾝﾄﾞの最後に目的地カード１枚オープンしカードの下に書いてある中立コマ用の線路１区間にプレイヤーが交互に置いていくシステム。（45枚中35枚に中立用の路線が記さていて無い時は何も起こらない）このアイデアは素晴らしく 『先に置かないと中立コマが 置かれるかも・・』と焦りますこの緊張感が生まれたことで さらに先に置くことが有効になります自分の路線に中立コマが置かれることを期待して・・銀行からお金を貰う可能性を増やすためです良い点３：６列車区間が最長で３つある点。今まで７や８列車区間が（1つだけある）ボードが多く有り疑問でしたそれだと目的地カードを最小限にして目的地関係なく そこに置いた人が有利になる展開が今までやってきて多かったからです良い点４：目的地カードにボードのコマ数まで縮小で再現されていて 目的地を探しやすい悪い点１：なぜかボードの地名と目的地カードの地名の字体が 違うので地名では探しずらい （縮小で再現されている地図で探してから文字確認の2度手間が 慣れるまで面倒）悪い点２：今作はロングボーナスがない変わりにゲーム終了時 所持金の多い方が ボーナス35点を貰える様になっています（ﾌﾟﾚｲ人数でﾎﾞｰﾅｽ点は異なる）・・これが微妙で 2人プレイで1人だけ35点も貰えてしまいます。このボーナスが大きく ほぼコレを取った方が勝ってしまうのでは？という バランスの悪さ（今まで通り10点～15点のボーナスが妥当）実際それが無いと2点差で 僅差でした・・ボーナス35点無い方がバランス良かったのはどうなんだろう？これが1番気になった点でした